香林坊窟について

2014.6.2 19:21

20140603-032856.jpg

一つ前の投稿、香林坊窟でのトークイベント「忘れえぬ人々」にご来場頂いたみなさま、ありがとうございました。

ここで、香林坊窟について一度書いておこうと思います。
香林坊窟は、民家の半地下部分を借りて、自分たちで壁を塗ったり天井をはがしたりして作ったスペースです。
私が作品を作っているのも、活版印刷を始めたのも、香林坊窟を運営しているのも、根本には同じ考えがあります。それは「いろんな考えや選択肢がある社会の方が面白い」ということです。
私はいろんな考えの人に出会いたい。だったら、それは自分の考えていることを外に出すことから始まるのではないか。それが作品を作って発表する私なりの意味です。そして、そういう人同士が出会うには、場が必要です。
今香林坊窟は、建築事務所勤務の友人、加賀友禅を勉強している友人、私の3人で運営しています。違う分野の人達を誘ったのは、美術作品を発表するだけの場所にしなくなかったから。いろいろな考えが隣り合い、影響しあう場所、そういう場所にするには運営側にも多様性が必要だと考えました。

動き始めたばかりの香林坊窟、これからもっともっと素敵な場所にしていきたいと思っています。
これからの予定は…
6月14日は「醤油の唄」DVD上映会。(詳細はチラシ画像を拡大してご覧下さい)
7月は、写真の展覧会をする方にお貸しします。
そして8月2日は、再び「アンティーク・フェルメール」塩井さんのお話会をします。また詳細決まり次第お知らせしますが、タイトルは「誘うdetail」(いざなうディテール)。まさに、香林坊窟のコンセプトでもある、あるひとつの独自な考えに出会える機会に(前回より更に!)なりそうです。是非、お越し下さい。

(香林坊窟のホームページ、現在制作中です。完成する迄はこちらで告知します。)

20140603-131132.jpg

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

  |