少しづつ、仕事を再開します。

2024.3.25 15:39


地震後すぐは活字をフォント・号数(サイズ)別に箱に入れていました、が

この箱に山盛りの活字たちを全て棚に戻して、仕事を再開するのに一体どれだけの時間がかかるのだろうと暗澹たる気持ちになってきたので(今頃?!)、途中からよく使う字や記号などを文選箱に分けることにしました。

最初からそうしておけばよかったです。。。



例えば6号明朝体なら市や町、崎、山などの地名によく使われる漢字。

☆や・などの記号。

電話番号に必要な−は、一つ見つけるとその近くから沢山発見できました。

その時は不幸中の幸いというか、宝探し気分でちょっとテンションあがりました笑

活字は、時々欠けているものもありますが概ね使えそうです。

アルファベットと新しい数字の活字は机の上にあったので無事だったのも救いでした。



というわけで、選り分けた活字たち+足りないものは購入して、少しづつ仕事を始めようと思います。

工房は写真のような様子ですが…事前にご連絡頂ければ打ち合わせも可能です。

能登仁行和紙さんもお仕事を再開されたようで、紅花、雁皮をご用意しています。

その他用紙については、金沢の二俣和紙、いつものハーフエア 、コットン100%のグムンドコットン。

そして福祉作業所すーぷるさんで耳付き再生紙も試作をお願いしているので、近々新たな紙をご紹介できると思います。


春の気配とともに、やっとこのようなお知らせができました。

今日は七十二候の桜始開(さくらはじめてひらく)。

金沢の桜は、まだ花こそ咲いてはいませんが、遠くからみると木全体がほんのり赤く見えます。

染め物をするときは、この時期の枝を使うと一番きれいな桜色になる とどこかで読みました。

樹の中に満ちた生命力が、枝の先から迸ったのがあの美しく儚い花なのだなあ、と兼六園の桜を眺めています。


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